職場で盗撮、車に尿…10件摘発 滋賀、迷惑条例を強化

2018年04月25日の盗撮事件ニュース

 滋賀県警は23日、盗撮やつきまといへの規制を強め、昨年1月に施行された改正県迷惑行為等防止条例により、新たに摘発できた違反行為が昨年1年間に10件あった、と発表した。
 改正条例は、公共の場所や乗り物だけだった盗撮の処罰適用範囲を、学校や職場、病院などにも広げ、盗撮目的で人にカメラを向ける行為も対象とした。また、ストーカー規制法の対象外だった、恋愛感情に基づかない「つきまとい行為等」も規制し、罰則も強化した。
 県警は昨年4月、盗撮目的で職場の更衣室にスマートフォンを設置した病院職員の男=当時(22)=を書類送検するなど、新たに処罰対象となった盗撮行為で9件を摘発した。同11月には、同じ集合住宅に住む女性の車に繰り返し尿をかけたとして、「つきまとい行為等の禁止」を初適用し、調理員の男=当時(32)=を書類送検した。
 県警生活安全企画課は「職場での盗撮などは、これまで相談があっても摘発できない場合があった。改正条例で事件化できた」と成果を強調する。新たに処罰対象となった「カメラを向ける行為」や「つきまとい行為等」は、冤罪につながる恐れがあると指摘する声もあり、県警は摘発に至るまでに注意や警告をしているという。


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